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2023-11-10

決算特別委員会(健康局)質疑(2023年10月4日)(第2分科会)

決算特別委員会(健康局)におきまして、以下のとおり質疑させていただきました。

 

1【地域医療の小児科と産婦人科について】

人口を減少をさせないためにも小児科や出産できる産婦人科の確保、また充実を図っていく必要があるのではないか?

 

○花田健康局長 小児科、産科とか婦人科が整っているかどうかで住む場所もかなり影響される

神戸市として、初期救急の拠点としてこども初期急病センターを設置。医師会、二次救急の協議会と連携し、休日急病診療所や小児科の対応病院の輪番制の運営支援を行って救急体制を強化しているが、我々非常にそこ問題だと思っており、他都市での取組を調べ、小児科、周産期医療の専門家の意見も聞き、確保策のために、どのようなことなら現実的にやっていって効果があり得るのかを、今ちょうど検討しているところ。できるだけ具体的に検討していきたい。

 

2【小児科一覧について】

予防接種の受診医療一覧、母子手帳配付時に、出生届と同時に配付されるが、予防接種の受診医療一覧が、小児科の一覧とイコールではない。予防接種の一覧の中に小児科を加え、分かりやすいように提示いただきたい。

 

○花田健康局長 子供の定期予防接種の契約医療機関の一覧に小児科を標榜する医療機関も分かるように追加をして、一緒にお渡ししていきたい。年内めどに掲載をしていくよう変更していきたい。また、小児科に限らず、地域の医療機関に関する情報は非常に重要、県や医師会の検索システムの紹介を、妊娠の届出時、転入時の機会に周知をする。できるだけ丁寧に届けるように、健康局として取り組んでいきたい。

 

3【指定難病受給者証の交付事務の短縮について】

難病医療費支給事務は兵庫県から神戸市に権限移譲され、受給者証の発行は、通常2か月。この期間の短縮を図っていただきたい。

 

○荻野健康局担当部長 

今後、個々の事務処理を見直し、診断書の記載内容に疑義がない場合について、申請いただいてからおおむね1か月から1か月半程度で発行できるように事務改善を図ってまいりたい。

 

4【2022年実施のコロナ禍で中学生、高校生に検査キットの配付について】

当時は希望者のみに配付。当時、私から感染拡大防止、発熱外来逼迫の防止の観点から、一斉配付をすべきという意見を申し上げました

教育現場の多忙化への考慮や費用的なこと、既に薬局でキットが購入できるようになっていたことなど、総合的に判断しての結果だと思うが、私は、感染拡大防止、それから発熱外来逼迫防止の目的を最優先にして、一斉配付すべきだったと考えます。

今後同様の場面が起きるかわからないが、しっかり検証を行い、感染拡大防止、発熱外来逼迫防止が最優先されるときには、柔軟で思い切った対応をしていただきたいが、いかがでしょう。

 

○荻野健康局担当部長 

今後新たな感染症が発生した際に、またそういった状況も踏まえながら、一斉配付も含めて対応を検討してまいりたい。

 

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