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2024-03-14

保育人材について(人材確保と保育の質向上へ!)

保育人材は、大変重要で、でも各園が人材派遣会社に対し、高額な手数料などを支払って、保育運営に影響を及ぼしているケースもあり、改善すべく、以下質疑を行いました。

 

【保育人事対策について】

・保育士人材確保手法について

○平野達司

待機児童ゼロの維持、4・5歳児の保育士配置基準の30対1から25対1の改善を進める上でも、保育人材の確保は大変重要。その確保に苦慮する法人の中には、人材派遣会社に頼ることも多い状況で、手数料がかなり高額になるケースも多い。厚生労働省においても、祝金の禁止、人材派遣会社のチェックリストの提示などを求めている。本来、保育に使われるべき運営費が、人材確保に過剰に使われてないか大変危惧している。神戸市保育士・保育所支援センターを一層活用し保育人材確保をすることが重要ではないか?人材マッチングの取組を強化していくべきではないか?

 

○中山こども家庭局長 

有効求人倍率が非常に高止まりをし、急な退職など、人材派遣会社を利用し、高額な派遣料や手数料を支払っていることも承知している。国からの通知も周知を図ったところ。保育士・保育所支援センターの取組を強化していく必要がある。

  令和6年度は、保育士だけが対象になっているところを新たに栄養士や調理師、新卒も対象に広げ、ホームページを改善し、登録手続にホームページから登録ができるよう、ホームページから気軽に求人情報を閲覧できるように変更させていただきたい。

  新たな取組を進め、園の見学への随行、登録者へのヒアリングをこれまで以上にきめ細やかな対応を行い、マッチング件数の大幅な増加に努めてまいりたい。

 

【保育人事対策について】

 ・離職率の高い園への助言や支援について

○平野達司

将来的に今後、1・2歳児の保育士配置基準も今後改善されていく可能性があり、より保育士の確保は一層必要。そこで、保育士の離職率の高い園について、こども家庭局として、離職防止に向けた助言など行い離職を防止し、神戸市全体の保育の向上繋げていく必要があると考えるが、いかがか?

 

○中山こども家庭局長 

現時点で園ごとの離職率は把握できていないが、処遇改善や労働環境の向上により、保育所の定着や新規採用で成果を上げている園がある一方で、採用面で苦労したり、保育士がなかなか定着しない園があることも承知している。全国レベルで職員の離職状況も、来年度、把握できる取組を進めてまいりたい。より処遇改善や労働環境の把握というものが、我々しやすくなるというふうに考えています。

  保育士の質の向上のため、全ての園で学生や潜在保育士に選ばれ、離職防止につながる魅力ある職場づくりが推進されることがますます重要になってくる。そうした園の取組につき、園長会等で情報を共有、管理者向けの研修会の充実を図り、保育士の定着、それから確保、保育の質の向上に取り組んでまいりたい。

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