本会議場での一般質問(2023年10月24日)
本会議で登壇し、以下内容の一般質問をさせていただきました。
(一般質問とは、決算、予算に関わらず、神戸市に関するあらゆることを質疑して良い場です)
質疑項目は、以下3点について質疑させていただきました
1 【市場・商店街の活性化について】
2 【産学連携による地域課題解決について】
3 【子育て世代が地域とつながる取組について】
1点目は、兵庫区の宝でもある市場・商店街をより活性化するためにそして共働き世代の帰宅時間に
合わせての施策が必要。そしてその施策をさらに展開し、より経済を回す必要がると考え質疑いたしました。
2点目は、東山商店街に流通科学大学の教授とゼミ生を引き合わせ、新たな活動を実施できたことや、兵庫運河での学生と企業との活動などが、様々な活性化につながる経験からそれを神戸市全体で実施すべきと思いで、質疑させていただきました。
3点目は、共働きが増え、保育園に預けられる方も大変多くなりましたが、出産後から2歳までで参加できる子育てコミュニティーがたくさんあり、そこに時間が過ぎていけなかったという後悔がないようにもっと知っていただきたくまた、参加いただきたいという思いと、自治会などの活性化の一つという考えもかねて質疑いたしました。
質疑動画は、以下よりご確認をお願い致します。
https://www.kensakusystem.jp/kobeshikai/video/R05/R051024-2.html
【市場・商店街の活性化について】
共働き世帯の通勤経路での買物需要を市場・商店街の活性化の1つ、地元と最寄り駅をつなぐ地下鉄駅の改札前スペースの有効活用を提案、地下鉄湊川公園駅の改札前でマルシン市場の出店イベントを実施。市場・商店街への他の駅にも展開すべき。
(久元市長)
帰宅時間16時から19時に合わせ、市場の各お店の商品を出張販売するマルシンマルシェ
を駅構内のスペースを活用し実施。市場の認知度を高めることにつながった。
ほかの商店街、小売市場でも同様の取組ができないか、関係者にもこの事例を紹介をしながら拡大をする方向で検討させていただきたい。
(平野)
他の市場・商店街の出店ハードルを下げるため、駅前出店の効果測定の上、展開が必要。
(今西副市長)
来客数など様々な情報を収集・分析し活用することは、大変大事。
市場・商店街が乗客数、購入者数の効果測定を行ったり、出展の際の展示方法、課題の整理を行ったり活用し様々な支援策を通じて、市場・商店街の取組を後押ししてまいりたい。
(平野)
効果測定として実績をつくり、ほかの市場・商店街に提案を来年の5月には世界パラ陸上が総合運動公園で地下鉄西神山手線の各駅で同時出店、できないか。
(今西副市長)
大型イベント時の開催などの取組を含め、市場・商店街が円滑に進むような形になりますように、幅広く支援をしてまいりたい。
(平野)
この取組を拡大し、中央市場の取扱量を増やし、農水産物の市内の消費を促進する必要がある。市内のホテル、またレストランにおいて、市内事業者の取り扱う地元産作物、加工品の利用促進をする働きかけが重要ではないか?
(今西副市長)
2024年問題を見据え、市場取引において、地元産の農産物などの市内流通を増やしていく必要がある。この取組は、市内流通事業者の取引拡大、中央卸売市場の取引拡大にもつながることから、ホテルやレストランをはじめ、市内での地元産農産物の利用が促進されるよう、引き続き努力してまいりたい。
【産学連携による地域課題解決について】
地域の担い手は地元の企業、自営業者の方々が多い。地域の課題解決のために、地元の中小事業者、自営業者への支援が不可欠。地元事業者や大学などがそれぞれ地域の担い手となり、連携できる仕組みづくりが必要。大学のゼミ単位で地域や地元企業が抱える課題に研究対象として取り組み、解決した場合には大学に補助金を出すような仕組みはつくれないか?
(久元市長)
大学の協力を求める地域の課題、団体が求める内容。大学の地域貢献の情報をもっと網羅的に収集し、コーディネートする役割が設立の準備を進めている大学都市神戸産官学プラットフォームの1つの重要な使命。補助事業の中で大学との連携も、活用につきまして周知を図りたい
【子育て世代が地域とつながる取組について】
神戸市は全国有数の児童館やこべっこランド、あそびひろばなど、施設充実しているが、コミュニティに参加するための後押しが必要だ。見解を
(小原副市長)
地域コミュニティの参加に足を踏み出すための支援を丁寧に、個別に行ってきており、
引き続き、案内の仕方、工夫、きっかけづくり、プログラムの魅力向上に向け、引き続き可能な方法について検討を進めてまいりたい
(平野)
兵庫区と中央区では、はじめのいっぽツアーというのを開催。これ全区で展開しては?
(小原副市長)
はじめのいっぽツアー、把握していなかった。いいネーミングだと。保護者の方参加してみたいと思ういいネーミングだなと感じたのが第一印象。
参加された保護者からは、近隣の子育て施設や地域のコミュニティを知るきっかけになってよかったや、同世代の子育て世帯と知り合うことができてよかったなどの感想もいただいている。
児童館や親子子育てひろばなどの地域の子育て施設やコミュニティに子育て世代が気軽に訪れるきっかけになる様々なアプローチが各区で実施されており、引き続き、各区での先進的な取組事例を子育てコーディネーターを中心に情報共有を図るとともに、子育て世代が1人で悩みを抱え込むことがないように、地域コミュニティへの参加を後押しして、地域とのつながりを築けるような取組を関係機関と連携する形で進めてまいりたい
(平野)
中学生に地域活動に参画していただきまちの活性化には有効ではないか。
横浜市では中学生が自治会の役員を担っているケースもある。
中学生の若い世代の地域活動に巻き込もうとする地域コミュニティに対して、神戸市としても支援を行うことはできないかというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。
(小原副市長)
神戸市も、多世代交流を促進する子育てサークルづくり、地域における子育て支援などメニュー化をし支援する制度に見直してきた。
中学生等の若い世代の地域活動に巻き込むような取組について、全市的に展開を図ってまいりたい
(平野)
最後に要望、手持ち花火で大勢でできるところがなかなかないので、ぜひ小学校の開放などを含めて検討いただきたいと思います。