令和4年予算特別委員会 こども家庭局質疑に立ちました。
質疑内容は、以下5項目。質疑内容と要約内容をご報告いたします。
①ママフレのリニューアルについて
②区役所における子育て支援連携について
③こべっこらんどの移転について
④子育て支援拠点事業について
⑤ 新生児聴覚検査に対する医療機関の支援
質疑動画は、こちらです。
http://www.kensakusystem.jp/kobeshikai-committee/video/R04/R040301-33-4.html
(質疑内容は、以下の通り)
*ママフレのリニューアルについて補足記載いたします。
(スマートシティポータルのログイン機能を備えたプッシュ型情報提供スマートこうべ(今年度3月下旬に開設運用スタート予定)の機能と、ママフレのサイト連携していく予定。ママフレリニューアルの提供は、令和5年。令和4年度は、リニューアルするための掲載していく情報のコンテンツデータを整備。
質疑詳細内容
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1 ママフレのリニューアルについて
【平野】
今回令和4年度の予算にリニューアルが予算計上され、新しくなるママフレについてスマートシティポータルサイトのプッシュ型広報のスマート神戸と連携することが前提になっているか、また全容について伺う。
【中村子供未来担当局長】
スマートシティポータルのスマート神戸は今年度3月下旬に開設運用スタートする予定。ログイン機能を備えてプッシュ型情報提供していくことも検討している。この機能と、ママフレのサイト連携していくために、それぞれに掲載していく情報のコンテンツの元となるデータを整備をしていき、ログインシステムの中で情報が引き出せる形でプログラムを入れ、プログラムを適用した形でデータ整備をしていくことが必要。スマートシティ神戸との連携が非常に重要。
使い勝手が上がるようにやっていきたい。
【平野】
リニューアルにおいての子育て情報のデータを区役所と連携いただきたい。
現在ママフレがありながらも、各区役所では独自にアプリ(うめログ、ピアッサ、ためマップ)を使ったり、個別にホームページ(なだパパネット、スマスク)も立ち上げられています。情報が多岐にわたってきてしまっておりますので、区役所と詳細に連携して、子育て応援メールのアンケート結果を考慮した上で神戸市全体の子育て支援の機能向上を目指していただきたい。
【中村担当局長】
各区役所では地域に根ざした子育て支援情報を独自に発信をしている様々な状況。
それも載せていくということも考えていきたい。情報の濃淡、情報のバリエーションも異なる状況、区の方と話をしながらきちんと進めていけるように努めていきたい。
合わせまして、アンケートも踏まえて見直し、閲覧される方の端末によって見やすさを工夫し、SNSも情報発信で取り組んでいきたい。
【平野】
行政の発信情報は網羅のうえ、神戸市の子育てのメリットである神戸市内155を超える子育て支援団体の見える化することによって強い子育て神戸ができると思ってます。
仕組みとして支援団体自ら行政側に情報アップできる仕組みを作り、どこまでの期限のものなのか、自動的にその期限になると削除されるようなイメージにし、対象年齢、実施内容などを行政側にアップし、行政側の対象部門がチェックし、広報のレールに乗せていく形が行政側としても手間が簡素化されるのではと思います。民間事業を含め、対象年齢を応じた質の高い子育て支援発信できるように期待しております。
2 区役所における子育て支援について
【平野】
今年の4月の区役所のこども家庭支援課と健康福祉課が一緒になる。こども家庭局として区役所における子育て支援をどのように考えているのか。
【山村こども家庭局長】
令和4年の区役所の組織改正で健康福祉課とこども家庭支援課が一つになり、保健福祉課という形で複雑多様化するニーズに連携して対応していく、保健福祉課が区役所の中で子育て支援の総括的な関係にある。各課が分担し連携し、区役所全体として、支援を行っている状態で。こども家庭局は各事業ごとにある各区役所ともしっかり連携をしております。今後も各区役所ともしっかり連携しながら、神戸市全体として子育て支援をしっかりやっていきたい。
【平野】
確か多岐にわたってしまうが、例えば兵庫区役所では、区の社会福祉協議会であったりまちづくり課もあの子育て支援されています。
9つの全ての区役所のまちづくり課にも確認しましたが、まちづくり課によっても、子育て支援に対して支援をしているところと全くやってないところもありました。こういう状態で区によって差が出てきてる状態ではないか?子育て支援神戸市全体の子育て支援の底上げに繋がらないのではないか。子育て応援メールの結果のアンケート結果を見ても区ごとの反応が違う。
違うところを見据えて支援をいただきたい。
区役所における子育て系情報の発信についてもっともっと深く連携すべきだと考えるがいかがか。
【中山副局長】
区役所の子育て情報の発信について、各区においてかなりばらつきがある現状は我々も認識をしております。
区により、各課の事業の広報や、まち作りの視点での子育て情報の取りまとめ、子育てサークルの活動も紹介をしている区もあればそうでないところもあると状況。
ご指摘いただきましたように、やはりあのこの状態というのは市全体の子育て支援という観点からしますと、やはり課題と感じております、同じようなレベルに引き上げていくということが必要である。
改めましてこうした視点で、市全体の広報を統括しております広報戦略部、区役所と連携し、効果的な情報発信に努めていきたい。
【平野】
昨年の10月の一般質問のときにも市長から区境を超えて、子育て支援すべきだというお話もございました。
区境のところに子育て支援の情報が入ってこない話もあり、またこども家庭局としての支援すれば当然神戸市全体の子育て支援という形になるけども、区の支援枠の予算で子育て支援した場合はどうしても区民に対して支援をしますので、区外の方が来られた場合にどうしても区役所としてはその区の対象外の方も来られてますよねと指摘をされてしまう。
せっかく子育て支援を一生懸命やろうとしてるのにこれはすごくもったいないことだ。
ここも区役所と連携をしていただき、神戸市全体の子育てを向上していただく取り組みをしていただきたい。
人口減少の対策の一つとして、子育て支援の充実を図ることにより子育て世代が流入し、働き世代が流入し、また今おられる神戸市の方々が市外に転出しない形で転出減少を図るためにも重要だその前提で質問をさせていただきましたより良い対応できるようにぜひお願い申し上げます。
3 こべっこらんどの移転について
【平野】
9月の移転にあたり、現状よりもスペースが広くなるが、移転前の立地条件と比べると、懸念してるのは平日の利用が少し落ち込むんではないか。
地域活性化の図る観点からも、地域団体がこべっこらんどを活用し学習支援、子供食堂、子育てサークルなどの活動が実施できるように取り組むべきと考えるがいかがか。
【山村局長】
利用者のニーズに沿った事業内容も今後やっていきたい。
学習支援、子供食堂、子育てサークルのご支援、連携はこべっこランドの本来の設置の趣旨だ。
そういった観点から、地域の団体の方々、積極的な応援をしたい、こべっこらんどの施設のホール、研修室などの施設をご利用していただけと思いますし、指定管理者が運営するが、指定管理者にもしっかりと地域連携するような形での指導助言をやっていきたい。
【平野】
是非とも幅広く広報いただきたい。併せて基本、子育て優先になろうかと思いますが、地域の様々な団体場合も利用できるように配慮いただきたい。
●こべっこらんどの活用として小学校との連携について
【平野】
こべっこらんどの近隣の小学校では、ブルーカーボンの取り組み含めてあさり、アマモ、真珠貝の育成授業や環境学習を取り組みが行われています。こうした取り組みを他の小学校にも広げるため、新しいこべっこランドには300平米のホールがあると聞いてますので活用し環境授業という観点でも非常に有意義と考えるがいかがでしょうか?
【山村局長】
地域の小学校との連携は、こべっこらんどが担うべき業務であると思ってます。
ホールや研修室も用意しており、このような施設を環境学習を実施する場所として、ご利用いただきたい。
そして指定管理者との調整になるが、指定管理者と小学校が連携しそのような事業を実施するということについても我々としては積極的に対応をしていきたいと思っております。
【平野】
私からも教育委員会に活用いただけるようにお話しておきたいと思いますのでお願いいたします。
●こべっこらんど近隣マップの配布について
【平野】
こべっこらんどで懸念するのが、和田岬地区はハーバーランドと比べ周辺の店舗が少ない。利用される方もちょっと不便に感じるのではないか。利用者は近隣の店舗を利用しやすいようにこべっこらんどで地域団体が作成したガイドマップなどの配布を考えられないか?
【八乙女副局長】
地域連携であったり、地域活性化のためにこれからの指定管理者が取り組むということは非常に重要だと思っております。
そのために地域団体等が作成しましたガイドマップなどにつきまして積極的に配布して、協力をしていくという形で考えていきたいと思っております。
【平野】
地域の団体の方にもお話をしておりますのと、あと区役所のまちづくり課にも、今お話をしておりますので、既にできてるものもあったりもするが、新しいものができてくれば、ぜひ利用者の方に周知いただければと思いますので、お願いいたします。
4 地域子育て支援事業について
【平野】
この事業の選定にあたっては児童館のエリアカバーがされてないところを実施するというのが第1目標というふうに私聞いいます。各地域にまんべんなく拠点を整備するのは大変大事だと思うが、実際にその場所に拠点がなければ、やりたくてもできないという課題もあるのではないか。また、子育て支援を一生懸命、積極的にその地域でやろうとしてる方を支援する必要も私はあるのではないか?
私が感じたことだが、今地域でいろいろ活動されてるふれまちの皆さんだったり婦人会の皆さんだったり、このような役をされてる方というのは、もともとPTAの会長であったりPTA役員を経験された方が、今もその活躍されている。
でも、どんどん今担い手不足という形になっており、この子育て支援を一生懸命されている方も、将来的には地域活動の担い手になると私は考えています。
この地域人材が不足しているこの現状において重要な役割を果たすのではないかと思うが、その点を踏まえてこの地域子育て支援事業の実施について見解をお願いできますでしょうか。
【山村局長】
神戸市は地域の子育て支援拠点は、主に児童館を中心にその機能を担っています。また一方でどうしてもその地域によっては児童館から距離が遠い地域もございます。
そういった地域を中心にその自主的に事業をやっていただく団体、その団体のお力をお借りして、地域子育て支援の充実を全市でカバーできるような形を今進めようとしております。
選定にあたりましてですね、当然のことながら事業内容でありますが地域の連携も当然加味します。
ただ、立地の面もで審査の対象にしたいと思っております。
地域で積極的に子育て支援を実施している団体が将来的な地域人材になるのは、それはその通りだと思います。
ただ、一つの事業に多くの地域の団体の皆様を幅広く支援するのは、少し限界もある。
行政としては、いろんな新事業、子育て支援の事業そういうものを総合的に活用しながら、積極的な団体を広く、そして多くご支援をさせていただくアプローチが必要と思っております。
いろんなご意見を聞きながらこの地域の子育て支援の充実を進めていきたい思っております。
【平野】
予算も限られておりますので、例えば今回の事業で採択されなかった方々には何かまた違う支援事業をやるときにお声掛けさせていただくなどやる気をうまく引き出して、違う事業にも繋げていただければと思います。
地域子育て支援事業ですけども、細かく確認をしましたら2年前から開始され、2年前には3事業者を採択されて、昨年は同じ予算枠で募集したところ7事業者を採択された。来年度令和4年度は3事業者程度の募集ということを進められようと聞いておりますけども、この事業も神戸市単体ではなくて国県市の支援事業ということで条件についても制限があるかと思いますが、神戸市が採択したその支援事業の全てがどのような取り組みをしてるのかっていうこと、現状わかりにくいと思います。神戸市が子育て支援事業に対してどのような取り組み内容を期待しているのか、それからその地域における各団体の取り組みをもうちょっと可視化することによって、相互に参考にすることができるのではないか。
それぞれの団体さんの取り組みのレベルアップが図れ適正化が図れるのではないかと思ってます。
先ほどやる気のある事業者さん、地域団体さんが自分の思いとしてこれがいいっと思ってても、仮に先ほどの3事業者に入らなければ、何が悪かったのか自分の思いがどういうふうに伝わらないのか、やる気のある方を上手く神戸の子育ての強いところに引き出していただきたいと思うが、現状のその状況と今後の方向性の見解をお願いできますでしょうか。
【中山副所長】
地域の子育て支援拠点の取り組みについて、どのようなことを期待をしているかにつきましては、やはりあの子育て中の親子が気軽に身近な場で集まることができるということで、子育ての孤立化を防いで、子育て中の親子残りを促進するそういった役割が一つ期待されているところだと深く思っております。
このための他の親子とですね、知り合って自然と交流が進むような、あのプログラムであったりとか家庭でも遊んで家庭でもできるような遊びを一緒にやることで、子育ての不安を軽減するような工夫だとかにあの交流が苦手なあの親御さんもおられますのでそういったこと家庭のサポートはそういったこともぜひしていただきたいなと思っているところでございます。
あわせまして、子育ての不安とかですね、例に関する相談とか助言今ですね、様々な行政の窓口ですとか制度のことをってことをしっかりとですね、情報提供をしていただくこと、あるいはですね、子供の成長段階に応じて講習会を実施していただく。
そういうことを、ぜひ地域と、連携してやっていただくことで、保護者の不安に寄り添って、地域との繋がりの中で様々な人が関わって子供たちの健やかな育ちを支援するような場になるように期待をしておるところでございます。
地域子育て支援拠点の取り組みにつきましては、市のホームページの方で発信をしておりますがわかりやすくなるように工夫を申し、やる気のある子育て支援をしたいと思ってる方たちが、よりブラッシュアップできるように、そういった内容になるように話していきたいと考えております。
【平野】
子育て支援事業をやろうとしてる皆さんは比較的、エリア的にちょっと固まっていないか?
前段の私の質問もさせていただいた通り、区によって差が大きいというところにやっぱ影響してるのかなと私は思っております。
児童館がないところも必要ですけども神戸市全体で見て子育て支援の活動が活発になっていなさそうなところをターゲットとして募集をしたり、幅広く全体的に子育て支援というところを強化していただきたいと思いますので、ぜひお願いいたします。
子育て支援への既存施設活用について
【平野】
子育てサークルとかですね子育て支援の取り組みする皆さんがなかなか場所がないというふうに拠点となる場所がないという声をよく聞きます。
新しく子育てサークルを立ち上げましたでも、そういった場所がなかなかないんですとか、例えば、あとは次、児童館でされてる方も多いんですけども、夏休みや冬休みは、児童館の学童でがっつり埋まってしまうので借りれないその期間中活動ができないという声も聞いております。
神戸市の利用できる公共施設をですね既存施設として活用すべきではないか思います。
私立の幼稚園と連携した子育て支援の取り組み事例も兵庫でもあるが、地域に根ざした幼稚園の運営にも繋がるメリットがあるというふうに思います。幼稚園を含めた幅広い事業者の参画も促すべきだと考えますけれども、いかがでございますでしょうか。
【山村局長】
子育て支援の既存の施設の利用は重要な視点。子育てサークルの皆様、例えば地域福祉センターや民間の集会施設、そういった形の方を利用していらっしゃる方も多いと思ってまして、神戸市もそのサークルに講師を派遣したり、あるいは広場交流の場をですね、設定したりご支援をさせていただいている、児童館は地域に根ざした施設でございますのでそういうサークル活動の支援とか、そういうのは本来の児童館の趣旨でございます。
ただ児童館学童保育とやってまして、他の利用者の関係のことも考えないといけない。
児童館全体として全て利用してくださいというなかなか難しい問題もございます。
幼稚園との連携は、私立の幼稚園も地域の貢献という形で連携をしている事例も聞いてます。ただこのような事例につきまして、私もちょっともっと勉強しないといけないと思っておりますの。あと公立の保育所、幼稚園も地域貢献として何か地域の方々とサークルの方が何か連携ができないかそういったものの課題もあると思います。
団体がやってる部分、サークルをやってる分、いずれにしましてもその活動場所は皆さん非常に困りだ思ってますので既存の公共施設において様々時差制限があるのは事実ですが、地域の中での支援充実という名目の中で譲り合っていけたらいいと思いますし児童館がまずそれができるんじゃないかなと思ってますので、児童館についてサークルの活動事例も実態調査をさしていただきまして、児童館としてどういうことができるか、それについてはちょっと検討したいと思ってます。
【平野】
子育てサークルの皆さんは、利用する時間帯がだいたい10時半から2時半ぐらいを希望されてるところが多い。
先ほど地域福祉センターのお話もありましたが地域福祉センターはだいたい9時から12時、または1時から4時とかいう形を利用貸し出し区分になってるんですね。
それから料金が高かったりするのでなかなか子育てのニーズにあったりもしておりません。また和室には、障子があって、なかなか使いづらかったり、また福祉センターの場合はふれまちの皆さんが本当に土日も含めて運用管理されてる中で、子育ての皆さんか使ったときに、コップ一つちょっとずれてるだけで、お怒りのお話があったり、やはり両方とも見える化をしていかないと、お互いに一生懸命されてるところが見えていないというところも、あるかと思います。なかなか簡単に解決するところではない。福祉センター以外にも、まず先ほどいろんな事業をされてますからバッティングしないようにうまく運べればなと思ってます。
幼稚園の事例でも、兵庫区のある幼稚園が、お母さんが幼稚園にお見送りして、下の1歳2歳のお子さんをそのままあの近くの子育てサロンに連れて行って、ちょうど幼稚園が終わるタイミングに子育てサロンが終わるタイミングと合わせてあり、子育てサロンが終わって幼稚園に迎えに行ける形で、幼稚園と子育てサロンがうまく連携して事業をされておられるんですね。
その場合すごく地元の方が参加をされているので、地域密着でされてますし人数が全然参加してる方が多いんです。
そのような形で単なる子育て支援もしくはサークルをやるというよりもうまく幼稚園と連携したらうまくこと運べる。と思いますあえて遠いところの幼稚園行かなくても、その地元に根付いた幼稚園も園児の確保もできますし、子育て支援としても地域密着で地域の方々と触れ合えるというこれも神戸市の子育て支援の強みではないかと思いますのでそういった事例も含めてぜひ活用いただければというふうに思いますのでぜひお願い申し上げます。
5新生児聴覚検査による医療機関の支援
【平野】
今年1月からの神戸市として新たな難聴児支援に始められたことについて大変ありがたい思います。兵庫県において、国の予算を活用して、令和4年度、新生児聴覚検査の機器導入費助成が予算計上され、県と市と連携する形で推進されていることはますます心強いと感じてます。しかし、県の検査機器の導入費用の助成制度が2分の1が医療機関の負担という形になってまして、分娩数が減少して経営が厳しい産科医療機関にとって大きな負担になります。
そこで神戸市の医療機関について、医療機関の負担分を神戸市が何かしら負担するという工夫ができないかあの見解をお願いいたします。
【八乙女副局長】
難聴であったり聴覚障害の早期発見をして早期療育に繋げることは子供の成長発育を支える上で重要なことであると神戸市も考えております。
そのため令和元年の10月から新生児聴覚検査の費用助成を実施をしておりまして県の助成につきましては、その検査のための機器の性能精度がより高いものを整備するための支援をするということで、それについても重要な取り組みと考えております。
ただ一方で検査機器の購入ということにつきましては、医療機関の資産形成にもつながるというところもございますので、医療機関の一部負担を求めているという県の制度の仕組みというのも一定理解はできるというふうに考えております。
神戸市はこの1月から中核機能モデル事業というのを中央市民病院の総合聴覚センターに確保して実施をしているところでございまして、その中で医療保健福祉教育の連携を行い、適切な支援を確実に繋ぐというところに取り組んでいるところ。今はその優先度が高いと判断をしており、引き続き県の動向を注視してまいりたいと考えております。
【平野】
神戸市全体で同じレベルで提供できるようにご支援をお願いしたいと思います。