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2024-04-23

マルシンマルシェの実現! 地下鉄湊川公園駅西口改札前に出張市場出店

・市場・商店街は、17時には、閉まってしまう。共働きが増えている。地下鉄の地下駅改札前は、お買い物するところがなく、寂しい。と思った私は、以下の通り行政に対し、意見を申し上げ、実現に漕ぎ着けました。そして、2023年には、1月、4月、11月に、2024年には、1月、4月と実施実現ができております。まだまだ続きます!

  1. 市場商店街の振興について

 【平野】

市場・商店街は早朝仕入れなどもあり、夕方には店舗が閉まっている。市民の皆様もそれが当たり前と認識をされている。共働きも多く、平日の夕方は近くのスーパーの惣菜売り場に人が流れている。

そこで私が2022年の交通局に対する決算特別委員会にて、市場・商店街の活性化の一つとして地下鉄のにぎわい作り、乗降客数の増加、付帯収入の増加の観点から地下鉄の地下の駅の改札前スペースを有効活用すべきだと質疑。

今まで消防法の問題でかなり消極的な交通局が、やっと扉を開いていただいた。

そして、2023年の1月に地下鉄山手線の湊川公園駅西口改札でモデルケースとして、東山町にあるマルシン市場が出店し、時間は夕方の16時から19時で市場・商店街が閉まってしまう時間をターゲットとして出張販売するマルシンマルシェを実施。幅広いお客様がこられ大盛況でした。ただ今回は国のGoTo商店街の支援を受けて実現できた。

駅ナカ、駅前の通行量の多い場所でこういう取り組みを実施することにより、市場・商店街の魅力発信にも繋がり、土日に来店購入にも実際に繋がっている。

 このような取り組みを神戸市内でも展開できるように支援すべきではないか。また、今回の取り組みをどのように評価されてるのか

 

【大畑経済観光局長】

 共働きの世帯が増える中、市場・商店街の営業時間が若い世代のライフスタイルと、やはりマッチしてない課題もあり、これまでも他の市場でもその夜の共同販売,何かできないかなという検討もされたけどなかなか実現しなかったという経緯がございます。

 そういった中で、平野委員のご尽力もあり、マルシン市場がマルシンマルシェin湊川公園駅の画期的な取り組みを実施された。私も実際にお伺いしました、非常に駅ということで、非常に多くの方々が連日ご利用いただいてますとお店の方も言われていましたし、非常に市場の良質な食材、惣菜を、これまでなかなか知っていただく機会がない皆さんにそれをPRできたとおっしゃってました。非常に効果的な事業であったと思っています。

 また特に市場の皆様の売る時のコミュニケーションもとても良く、普通にただ単に黙って買い物するのではなく、いろんな会話をしながら販売していくことが共感されると、先ほど言われたようなその土日に、また買いに行っていく流れで効果が出ているのではないかと思っています。

 この取り組みを市内の他のエリアに当然広げていけばいいと思っており、神戸市としての支援も、今、地域商業活性化支援補助の事業を持っているが、マルシェのようなイベントも補助対象に一応なっている。我々といたしましても、この広がりを見せていく中でしっかりとそれが後押しできるように取り組んでまいりたい。 

【平野】

 実際にマルシンマルシェで出店した16店舗、全ての皆様がもう一度やりたいと考えておられます。私も駅と地域を繋いでいきたいと思っております。地下鉄の地下駅は、賑わいがなく、単なる通過点になっているので、ここは繋げていきたい。今回は需要獲得、駅前のにぎわい作り、購入していただいて市場の味を体験いただき週末に実店舗に呼び込む目的が実現できたと思ってます。

 ただ、今回、来店者数、購入人数、時間帯、実際に週末に来ていただいた実店舗への誘客の数は全く計測できていない。

 神戸市としてこのマルシン市場のような事業を情報・ノウハウを蓄積し、他の市場・商店街も出店しやすいような状況ではないと考えます。今後その他の市場商店街が安心して出店できるようにビジネスモデルのパッケージとして事業構築することが必要だと思っています。

 例えば曜日時間帯ごとの来店者数や購入の商品、販売数の連動性、購入の傾向、実店舗への誘客の実数字を把握できれば、他の市場商店街さんもチャレンジする壁が低くなるのではないか。

またより戦略的な事業展開も可能だと思いますが、経済観光局の直接的な支援のみならず、このデータ蓄積などの数字の提供を企画調整局や企画調整局のスマートシティの部門やその関連企業、さらには交通局とも連携して、参入しやすい仕組みを実施していただく必要があるのではないかと思いますがいかがでしょうか。

 

【古泉経済観光局商業流通部長】

商売をするにあたり様々なデータを収集分析し活用していくことは非常に重要。そういった動きが民間企業でもある。残念ながらデータ収集ができていなく、具体的なその状況効果がわからない状況です。

全市的な展開を進めるにあたってはそういうことが必要だ、どういった方法で購入者属性、実施店舗の誘客数を取っていくかは課題である。IT技術を使うのは、非常にいいが、コストの問題もあり、まずマルシン市場だけでやっていくっていうのはなかなか難しいと思ってます。

 そういった中で例えば市場ですから、神戸市小売市場連合会と連携しながら、取り組むことも考えることが必要だ、民間企業のスタートアップや様々な技術を持ってる企業もありますので、企画調整局のスマートシティ部門、新産業課と連携しながらどういったことができるのか話しながら進めていきたい。

マルシン市場は今度は4月に実施したいと聞いており、さすがに4月の実施にあたっては、すぐやるのは難しいが、5年度の実施の中に、そのデータ収集分析が進むように市としても市場と一緒になって取り組んでいきたい。

 【平野】

確かに厳しいのは十分に私も認識しています。例えば、来店土日にマルシン市場さんに来られた実数を調べる場合は、簡単なのは、駅前で販売したときにクーポンを配って市場にこられたら割引が一番わかりやすいが、マルシン市場の皆様は割引を使いたくない。味で勝負されています。だからこそICTの技術を使っていく必要があると思っています。

企画調整局にさんざんいろいろ調整をかけあったがタイムリーにうまくいく状況ではなく、例えば、BE スマート神戸で新しい技術で様々な実証実験をしていますが、こういうタイムリーなニーズの時にニーズとシーズが組み合わせるような仕掛け仕組みが出来上がっていないのはすごくジレンマだ。

 本当はそういった形で少し予算だけ残しておいて、このニーズがあったあったときにこのシーズと組み合わせることによってこのタイムリーに、数字を確認取れて次のステップに繋げれというふうに思っています。企画調整局ともいろいろ議論し、背景は認識はいただいたが、やっぱりこれは経済観光局だけじゃなく横断的にこういった事象をうまく連携できて、次の展開に続けるようにお願いしたい。

マルシン市場さんも1月に実施した日別の売上額だとか、そういった情報を活用していただいてもいいとおっしゃっておられます。やはり他の市場・商店街にも、他の駅などで出店いただいて賑わいを作っていただきたいと思っておりますので、ぜひ活用いただきたい。

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