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2020-10-07

令和2年決算特別委員会(水道局)

10月5日(月)決算特別委員会の水道局審査に質疑に立ちました。
質疑内容含めお伝えいたします。
 
水道経営は、これから人口減少、水需要の減少により水道料金の収入も減少が予測され経年劣化による管路修繕等の維持管理費用が増大していきます。
そのため、私から50年、100年の長期的に水道経営を考えるべき、50年、100年で目標をたて、逆算して、長期的課題をそれぞれの各10年の期間においてどのように解決していくか、対応を考えれば、直近の課題は、見えてくる。と進言
 
また、周辺自治体との連携以外に大都市水道局の東京都、横浜市、大阪市の3つの事業体が昨年始めた水道ICT情報連絡会を設立し、課題の共有、新しいテクノロジーによる課題解決を早期に入手できるよう取り組んでおり、その他10事業体(京都市、福岡市、名古屋市、広島市などなど)もこの連絡会に加入。日本給水人口の約3割に相当。これに神戸市加入しないのか?と指摘。
つい先月(9月)に加入できたところとのことで1年遅れを指摘。
 
水道技術者の定年退職による減少に影響する技術継承について、MR(Mixed  Reality)複合現実(=仮想世界を現実世界に重ね合わせて体験できる技術さらに同一空間にいる複数の人間が同時にその情報を得たり、同じ体験ができたりできる技術)は、技術継承には、大変向いていると提案。この研究をしていただくよう要望。
 
経営効率化の一つとして、烏原貯水池の周遊回路の運営を水道局が継続実施すべきなのか?
また送水を8年間も止めて、予備水源となっている烏原貯水池は、今後どうするのか?
との問いに、水道局が予備水源としての継続を表明。
私からは、50年、100年先を考えた際、どのように考えるのかも最後に依頼。
 
烏原貯水池は、身近に自然体験ができることで神戸祇園小学校の3年生が自然体験として年2回、夢野児童館、夢野幼稚園も同様に自然体験として訪れています。
かたや、バーベーキューなどでの山火事の可能性や、不法投棄もやめさせる必要があり、水道局として、水資源の確保のため環境局、建設局などと連携対応との返答。
私からは、山火事が起きるようなことは、引き続き禁止で、子供たちが自然体験を継続できるように、薄気味悪いと言われるところを遊歩道整備、遊歩道周辺土砂崩れの整備、三日月橋周辺に新規のトイレ設置(洋式)三日月橋南北の整備を地域保護者、子供たち児童館、学校の先生からもお話いただいていることも含めて要望いたしました。
時間の都合上詳細までお話しできませんでしたが、本件は、引き続き確認して参ります。 
(質疑の動画は、こちらです)
 
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