地域コミュニティー活性化について、地域活動の支援について、女性学生への就業に関する啓発について 地域協働局へ質疑
地域コミュニティーの担い手不足が深刻化しているため、神戸市外も含めた良い事例をもっと発信取り入れるべきで、発想の転換が必要であると考えています。その点を質疑させていただきました。
また、女子学生への就業に関する啓発についても質疑させていただきました。
(決算特別委員会 第一分科会 地域協働局 10月4日)
地域コミュニティーの活性化に向けた取組について
【平野達司】
地域コミュニティ団体の高齢化や担い手不足が深刻化しており、役員の負担軽減策やイベントのノウハウ共有が重要。また、地域活動を行う人が興味を持つ発信方法の改善が必要ではないか
【保科地域協働局副局長】
自治会役員の研修や支援を実施し、事例集を更新しているが、さらにわかりやすく魅力的な情報発信が必要。また、全国の先進事例を学ぶ機会が求められており、研修やフォーラムで情報提供を続ける。
【平野達司】
中学生が自治会役員になった事例やや中学生が考える防災訓練の事例を紹介し、新しい視点から地域活性化に繋がる取り組みを提案。
【保科地域協働局副局長】
全国の先進事例を学ぶ場を設け、講演会や資料を市のホームページで公開する予定。
地域活動への支援について
【平野達司】
神戸市内では、自治会や地域団体が防犯や美化活動など幅広い地域活動を行っているが、老朽化した施設もあり、活動拠点の確保も課題。
兵庫区本町公園の老朽化した「本町集会所」を例に挙げ、解体後にカフェや会議室を兼ね備えた施設を提案し、地域の要望に応じた新たな活動拠点の提供検討を。
【保科地域協働局副局長】
地域福祉センターを中心に自治会館や集会所の活用を支援しており、新設や改修にかかる費用を一部補助する制度も設けている。
【三重野地域協働局長】
多様な関係者との連携が必要だとし、区長とも協議しながら支援していく。
女子学生への就業に関する啓発について
【平野達司】
神戸市の就業構造で男性が女性よりも多いことや、理工系分野での女性の活躍が少ない現状に触れ、中高生女子を対象に企業と連携し、職業への興味を啓発する取り組みが必要だと提案。
【村田男女共同参画センター所長】
日本では理工系に進学する女子学生や女性研究者の割合が低いことを指摘し、神戸市が実施する「理工チャレンジプログラム」が好評を得ていると紹介。今後、企業や外郭団体と協力し、女性の理工系就職を増やしていきたい