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2025-06-27

【まちなか自習室の拡充に向けて】

〜子どもたちの「学びの場」を地域の力で支える〜

2025年6月9日 本会議での一般質問にて

【まちなか自習室の拡充に向けて】

〜子どもたちの「学びの場」を地域の力で支える〜

背景と課題

神戸市では、放課後に中高生が安心して勉強できる場所を提供する「まちなか自習室」の整備が進められています。2024年度は、スマートフォンで簡単に利用できるシステムを構築し、民間のカフェやコワーキングスペースなどを活用して、各区1か所以上・市内15か所以上での設置が目標とされています。

ただし、全ての場所が中高生にとって最適な環境とは限らず、たばこの煙や静けさの確保といった課題もあります。


平野達司の提案

私は、まちなか自習室の更なる拡充にあたって、以下のような具体的提案を行いました:

  • 商店街や市場の空きスペースを活用することで、

 ① 中高生のアクセスしやすい立地を確保しながら、

 ② 商店街・市場のにぎわい創出にもつなげる可能性がある。

  • シニアポイント制度(神戸シニア元気ポイント)や「ぼらくる」などの市民参加制度を活用し、見守りや受付などの人材を確保する仕組みを導入すれば、より多くの場所での実現が可能になる。
  • 実際に市場・商店街側からも前向きな声があり、これをモデルケースとして活用することで、地域全体の活性化と学習支援を同時に進められると考えています。

市の答弁と今後の展開

副市長からは、「商店街や市場の空きスペースを活用したいという申し出があれば、立地・時間帯・環境など中高生が利用しやすいかという視点から、前向きに具体的な検討を進めたい」との答弁がありました。


平野達司の想い

共働き世帯の増加や単身世帯の増加により、家庭内で静かに勉強できる場所を確保するのが難しい子どもたちが増えています。

だからこそ、地域に「学びの場」をつくることは、大人たちの責任です。

そしてその場所が、地域の商店街や市場なら、子どもたちと地域がつながるきっかけにもなります。

私はこれからも、地域と子どもがともに育つ仕組みづくりを全力で進めていきます。

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