神戸高専の海外との人材交流について

神戸高専の海外との人材交流について
【平野達司】
先日、インドネシアにありますIT医療系企業が集積しているエリアに訪問して参りました。該当エリアには50万人が居住し、大学をはじめ教育機関が集積し、さらにそこは国から医療特区の認定を受けている。神戸との接点も生まれつつあるエリア。特にIT系学生が数多く居住しており、特徴的なエリアになっている。その該当エリアの関係者とお話しする中で、高校生や大学生のIT系人材の人材育成に向けた相互交流の取組について意欲を示されてます。
そこで、多くの高等機関、教育機関が集積する神戸市が、該当エリアとの人材交流を取り組み、その土壌をつくることによって、将来的にIT系人材を神戸に集積し、さらには人材の定着に寄与するものと考えます。神戸高専は、今後も学科再編を含めてデジタル人材の育成に推進していくものと認識しており、神戸高専において学生の相互交流などインドネシアとの連携を強化してはどうか
【中野企画調整局担当部長】
神戸高専は、国際性を育てる教育を進めている。学生の海外への派遣は、新型コロナの関係で途絶えておったニュージーランドへの短期留学を令和5年度に再開した。昨年度14名が参加。また、研究面での国際交流として、ニュージーランド、台湾の2つの大学、アメリカ・ベトナムで教育研究連携協定を締結しており、教員と学生数名が研究校のために訪問した実績がある。昨今の円安、物価高のために、海外渡航費が急騰しており、学生の経済的負担が実施における大きな課題となっている。
多くの高等教育機関が集積する神戸市で、当該エリアとの人材交流に取り組み、その土壌をつくることで、将来的にIT系人材を神戸に集積し、さらには人材の定着に寄与することは、神戸市のデジタル人材育成に取り組みます経済観光局とも連携し、取組を進めていきたい。
神戸高専は、国際交流を行う上で、渡航費の負担の課題がありますが、双方のメリットや目的が一致するかどうか、交流を求める技術的分野のレベルが合致するかどうか、マッチングが可能かなど、考慮すべきことはたくさんありますが、今後も神戸高専がデジタル人材の育成に取り組む中で、交流も含めまして高専の魅力向上に努めてまいりたい
【平野達司】
まだまだ詰めないといけない点がありますが、前向きな御答弁いただきありがとうございます。神戸空港も国際化します、海外とのお互いにメリットのある人材交流は価値を生むものだと考えています。
実際に現地は、スマートシティとして、デジタルと医療・教育・クリエーティブの4つの区分で力を入れられ、50万人住んでるんですが、そのうち3分の1はIT系の人材。これから20年から30年かけてここを200万人から250万人に増やそうと取り組まれ、実際にインドネシアから医療特区の認定を受けており、既に現地では巨大な医療系のスタートアップが入居できるビルも建設もされている。税制優遇などの規制緩和もされており、先日の代表質疑の中でも、医療産業都市にあるスタートアップの海外進出も積極に取り組みたいと今西副市長も答弁ございましたので、医療産業都市の魅力ある企業の海外進出も、医療を強化したい国に対しては十分魅力的、可能性があるところだ、ぜひ神戸空港の国際化と併せて、海外市場のを把握をいただき、神戸の可能性を最大化できるように取り組んでいただきたい。

