神戸市立中央卸売市場で青果物の集荷促進について(サイズ・選別・色傷などの規格の簡素化を!)
中央卸売市場での青果物の集荷促進について
(2025年3月6日 予算特別委員会 経済観光局質疑)
【平野たつじ】
中央卸売市場を取り巻く環境が変化、人口減少や取引の多様化による取扱量の減少、トラック輸送に関わる2024年問題の状況の中、(中央卸売市場は生産者から消費者をつなぐ流通の要)活性化には、生産(農漁業)・流通(卸・卸売市場)・消費(小売市場・商店街・大型食料品店・宿泊施設・観光)を一体的に連携させる重要性を昨年に続き継続質疑
(課題)
・神戸卸売市場への安定した出荷手段が必要
・物流の課題(2024年問題への不安)
・高齢化による生産・出荷負担の軽減が必要
【大畑経済観光局長】
来年度から以下について取り組む
・青果物の規格(サイズ・選別・色傷など)の簡素化→生産者の負担を減らし、生産拡大を促進
・定期トラック便の運行 → 産地を巡回し、神戸中央卸売市場への安定的な物流の確保
まずは4tトラックで運行開始。市場全体の9万tに対しては小規模だが、安定した出荷先の確保と近隣産地の生産拡大につながる好循環を目指し進める。

【平野たつじ】
神戸での大型スーパー出店に対し中央卸売市場を介す取引量拡大のための働きかけについて
【大畑経済観光局長】
仲卸事業者に新規店舗出店情報を敏感に把握できることを呼びかけ取引につなげていく。新規出店事業者、新規開業、宿泊施設、スーパー、に具体的に訪問し、中央卸売市場の機能強みをPRし、新たな販売ルートに神戸中央卸売市場を経由した取引拡大に繋がる取り組みを行う
水産鮮魚卸売場の場内照明設備について
【平野】
本場水産卸売場の場内照明設備が水銀燈・蛍光灯・さらに消えているとこともある。LED化を早期に実施すべき
【中尾中央卸売市場本場長】
水産鮮魚卸売場の照明LED化の必要性は市としても当然認識している
鮮魚卸売場の照明のLED化にあたっては、照度、色の指定、スイッチのゾーニングを今年度より卸売事業者と協議を開始しており、令和7年の年度中には詳細な内容を決定したい、工事の概算金額を把握した上で必要な予算を確保し、早期のLED化を実現したい。
