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2021-03-04

令和3年予算特別委員会(こども家庭局 第3分科会)   2021年3月2日

令和3年予算特別委員会こども家庭局(第3分科会)の質疑にたちました。

質疑項目と内容につきましてお伝えいたします。

質疑項目は、以下の6項目でございます。

  • 少子化対策に関わる今後の施策と広報展開について
  • 子育てサークル支援等、子育て施策の充実について
  • 産後ケア事業における人材活用について
  • 軽度の発達障害への対応について
  • 老朽化した私立保育園の建て替え支援について
  • 保育園等の補助申請手続きのICT化について

質疑動画は、以下の通りです。

http://www.kensakusystem.jp/kobeshikai-committee/video/R03/R030302-33-5.html

質疑内容は、以下の通りでございます。

1少子化対策に関わる今後の施策と広報展開について

【平野】少子化対策として、淡路市は、第5子に 100万円の出産祝金政策を実施、民間企業のソフトバンク株式会社も第3子100万円、第4子 300 万円。第5子 500 万円を2008年度から実施 。    2008 年度第1子2子の合計が約 600 名。第 3 子が 45 名。第 4子が 1 名、第 5 子以降が 0 名。2019 年度第1子第2子合計が約 800 名。第 3 子 75 名。第4子が 12 名。第5子以降が 4 名の実績が出ている。また海外のハンガリーでは、4 人目のお子さんで定年まで所得税ゼロ。国家に十分貢献したのだから今後は所得税を免除しますという考え方で実施されている。そこで第 3子以降の家庭には固定資産税の減税を実施するような形をとれば、神戸に産み育て、神戸で暮らしていけるという観点から、このような策は、いいかがか?

【山村局長】少子子化の問題について基本的には国全体でですね対応していただきたい。ただ自治体で少子化については待ったなしという状況。周辺市も実施ししており、民間企業の成果も上がっているというのはこども家庭局としても、効果があると思う。固定資産税も一つの案。令和3 年度から新設するこども未来課で政策も担当。新しいアイデアも民間の事例も含めて情報収集し全庁的にしっかりと検討していく。

【平野】子育ての広報について神戸市として各施策が細々してしまっている新しくインパクトがあるものがないので神戸市外の方々にまだ まだ PR が不足してるんではないか

【山村局長】細々してると痛感をしており十分ではないと思っているが広報の一番の重要なポイント は行政からの発信だけでなく、できれば口コミで利用した人が発信することの信用度が非常に高いと思って昨年の 12 月から神戸で子育てをしている方、31 人を神戸ママフレ部員に任命をしツイッター等で神戸で子育てする魅力について情報発信をしてもらっている。

2子育てサークル支援等、子育て施策の充実について

【平野】兵庫区では出産前のコミュニティ、また情報共有の場がない状況。子育てサークルも主催者の方の負担が多くなって、支援を受けづらくなっている状態。子育てサークルも自前で補助金の部分がなくなれば、場所を確保も困難な状況。また出産できる産婦人科、助産院、病児保育っていうのが、兵庫区にはない状況でもあり私悪循環になっていないか? 子育てサークルの行政からの支援が必要ではないか?

【八乙女副局長】母子健康作りグループ支援事業が、栄養士、音楽療法士保育士等の専門職を講師として派遣して、子育てサークルの活性化の支援をしている。また必要に応じてサークル同士の交流の場も行っており各区地域子育て支援センターに保育士が支援を行っている。補助金申請の手続きを簡略化とかそのお手伝いをすると必要なことだと考えるので今後も子育てサークルの支援について、自主的な活動を継続できるように支援を考えていきたい

【平野】子供食堂の他の多様なコミュニティの100校区目標として展開予定であるが産前産後のコミュニティを一緒に展開できるように尽力いただけないか

【八乙女副局長】子供の居場所作り事業について対象を限定をせずに、広く地域の子供たちを受け入れて、地域の中で子供たちの育ちを支え、見守る仕組みを広げていくもので場所の提供だけではなく子供を核とした多世代間交流や地域コミュニティの形成にも繋がるものと考え産前産後の母親を含めた幅広い世代に子供の居場所に関わっていただくことは、事業の趣旨に沿うものであると考えている。ただ、まずは子供の居場所の全市展開に注力し立ち上げ支援の強化を来年度実施を考えいる。その上で、各子育てコーディネーターが中心となり、地域のニーズや課題を踏まえ、より幅広く、産前産後の母親の子育て世代のコミュニティにとっての居場所になるように、その方策を検討していく

【平野】子育て支援の民間活用、民間誘致として長田区にあるKITのような大学が運営しいる複合的な施設で子供の居場所と、親のコミュニティの支援をぜひ兵庫区にも大学を絡めた誘致というのを前向きに検討いただきたい

【高田副局長】神戸常盤大学運営されているKITという施設は、子供たちに対する学習支援、地域の方々が集えるベースも備えている大変特色のある複合的な施設。現在市内にはこのような大学が運営している子育て支援拠点が 8 大学、9 ヶ所あり、キットもその一つ。それぞれの大学が 自主的に整備運用されており内容や特色も様々異なっている。神戸市として大学の専門性と知見・人材を生かした子育て支援の拠点は大変有意義なものである。KITのような複合的な施設は子育て世帯、地域にとって非常に魅力的なものである。今後KITのような事例を他の大学にご紹介をしたり、いろんな大学で新しく拠点の計画を考えられる際にはこのKITに関する情報提供をして、広く周知に取り組み、魅力的な拠点が今後広がっていくように努める。

【平野】来年春に兵庫区の和田岬にできるこべっこランドに産前・産後のサークルの場所含めさらなる拡充、また兵庫区の地域事情を考慮した方策など御検討いただけないか?

【八乙女 副局長】現在は使用許可の許可申請を提出すれば研修室等の施設の利用が可能。移転後も引き続き取り扱いを継続していく。兵庫区の地域事情も考慮しながら、指定管理者と施設の確保、 活用策について検討していきたい

3 産後ケア事業における人材活用について

【平野】来年度予算では、産後ケア事業において従来型の宿泊型と通所型に加えて新たに訪問型を加えこの訪問型の産後ケアは地域人材の有効活用という意味も含めて、また助産院の有無など、地域の格差を埋める意味でも非常に次有意義である。兵庫区では出産できる産婦人科助産院がないため特に大変重要である。訪問型の産後ケア事業についての助産院、助産師の人材これをどのように確保しようとしてるのか?

【東阪母子保健担当部長】産後ケア事業 現在その施設が  市内 18 ヶ所の医療機関とあの助産所 で行っており自宅でケアを受けることが可能になれば地域間の格差が軽減できると考えており、事業の実施は、実施者の助産師等の専門職の力の人材確保が大変不可欠である。今後、訪問型産後ケア事業も宿泊や通所サービスの事業所にお願いする形で実施もしくは、別途取りまとめをする事業者に依頼する形で検討中で助産師の職能団体等との十分な調整が必要であり、その中で事業の実施に向けて人材確保についてはぜひ頑張っていきたい。

4 軽度の発達障害への対応について

【平野】保育園や幼稚園の先生からのきっかけだけではなく保護者自らが気づきがわかるような仕組みとして子供のになる行動の事例としてまとめたあのハンドブックを幅広く、保護者の気づきを促すような仕組みとして構築するのはいかが

【八乙女副局長】特に発達障害につきましては、子育て安心ブックを市民にわかりやすい内容の見直し子供の発達に関して保護者の気づきを促す仕組みを構築してまいりたい

【平野】ハンドブックを母子手帳配布の際に渡す案も検討いただきたい

5老朽化した私立保育園の建て替え支援について

【平野】神戸市の私立保育園の中で公立の保育園の建物をそのまま引き受けた私立保育園について建物が老朽化し建て替えが必要な保育園には建替の支援が必要ではないか?

【高田副局長】子供の安全安心な保育環境を将来にわたって維持するためには、ご指摘の老朽化した保育 園の建て替え、これが必要であると認識をしてございます。そのための支援方策につきまして今後検討していく。

6保育園等の補助申請手続きのICT化について

【平野】保育園と私立幼稚園などの補助金、助成金の手続きに関する ICT化について園と園のベンダーと一緒になって課題を解決するような形の仕組みが必要ではないか、是非現場と一緒に改善して効率化していただきたい

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